ヘルメットを持った作業員

仕事 雑記

【安全第一】自分の身は自分で守る【危険回避】




現場でどう立ち回れば良いのか分からない

周りを見ろと言われるけど今やってる作業で頭がいっぱいだし無理!

 

こういった悩みにお答えします。

 

この記事を書く私は工場勤務歴9年目のサラリーマンです。

今でこそ常に周りに気を配って現場を立ち回っていますが、入社したての頃は毎日怒られまくっていました。

 

結論から言うと

常に「○○かもしれない」という志向で仕事をしましょう。

結局自分の身は自分で守るしかありません。

 

この記事を読めばケガをする確率を減らすことができます。

そして、今後上司から「周りを見ろって言ってるだろ!」と怒鳴られることもなくなるでしょう。

 

怒鳴るだけで具体的な指示が無い上司。

私の働く現場環境はまさにそれでした。

ケガをして痛い思いをするのは自分です。

出来る事は全てやっておいて損はありません。

 




上司には期待しない

悩む人

 

これはできる上司か、無能な上司かの問題ではありません。

 

自分がケガをしたら痛いのは自分です

上司は痛くも痒くもないのだから、そこまで考えてくれる人は少ないのです。

 

もちろん

「仕事のミスは個人が原因ではなく、ミスをする仕組みに原因がある」

なんて上司がいれば別ですが、そんな凄い人は世の中にそう多くありません。

 

上司は現場を知っているようで知らない

部署の責任者は基本的に現場の状況が詳細に分からなくなります。

責任が増えるポジションに立つと事務仕事が増えからです。

 

会議や資料作成で現場に立つ時間がだんだんと減っていき、重要案件の時だけ現場にやってくるという状態になってしまいます。

 

そうなると、現在の現場の状況を全て把握しきれなくなり、実質現場を回している2番手からの報告が唯一の状況を把握できる手段になります。

 

ケガをしても心配されず怒られる

 

ケガをして痛い思いをしているのに更に追い打ちをかけるように

「ぼーっとしとるからや」

なんて言われた日には、かなり落ち込みます。

 

なんて冷たい人なんだ、と上司に不信感も湧きました。

心配の声をかけてくれる人はいません。

そればかりか

 

ケガをした人=仕事のできない

 

という評価になってしまいます。

 

私も過去に何度かケガをしましたが、上司からは厳しい声を浴びせられ終わりでした。

 

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自分で何とかするしか無い

自分の身を守るためにも、評価を落とさないためにも

まずは自分で行動するしかありません。

 

必要な道具があれば、必要な理由等を書類に書いて上司に提出します。

 

大体の業者は見積もりを無料でやってくれるので、必要になった道具の品番をひかえて見積もりを先に出して貰っておきましょう

 

自分の身は自分で守る

回避

 

会社も上司も基本は守ってくれません。

地方の町工場では未だ昭和感の残る社風だったり気合・根性論の人間が多く存在します。

きちっとしたマニュアルと安全対策、現場環境改善にあまり積極的ではありません。

 

「とにかくモノを回せ」

「納期を遅らせるな」

と指示だけが飛んできます。

 

都会ではそんなことないのか、地方の町工場だけなのか

それとも私の職場だけなのか

今いる環境が超ハードコアな環境であることは間違いありません。

 

とにかく自分の身は自分で守りましょう。

 

「○○かもしれない」という志向

転職を考える人

 

警戒するに越したことはありません。

先輩達は慣れっこになっているから当たり前のように設備に触ります。

でも自分は決して警戒を緩めてはいけません。

 

臆病者と言われようが関係無いです。

怪我しないことが正義だと考えましょう。

 

臆病くらいが丁度良い

機動戦士ガンダムでカイ・シデンがこう言っています

「臆病なくらいがちょうどいいのよね!」

機動戦士ガンダム:カイ・シデン

 

ガンダム知らない方はすみません。

 

このセリフをどう捉えるかはそれぞれだとは思いますが

ガンダムの作中では戦場で生死に関わる状況です。

 

現場では生死に関わるほどでは無いにしろ、ケガをしないための警戒としては良い姿勢だと思います。

 

誰かが無茶をして結果を出して称賛されている様子を見たとしても焦る必要はありません。

 

車の運転と似ている

「○○だろう」

だろう運転は事故につながると免許を更新する度に何度も言われます。

 

現場でも同じくらい警戒できていれば良いと思います。

ケガをするタイミングはだいたい気の緩みや油断、無茶をした時です。

 

仕事:警戒は5:5でも良い

半々

 

実際のところ稼働時間中ずーっと作業しながら

周りをみながら、異音に気を付けながら、異臭に気を付けながら、その他ケガのリスクを感じながら

なんて出来る人はいません。

 

作業に集中していれば周りの異変には気づきにくいものです。

ならば意識を半分にしてしまえば良いのです。

それによって仕事の効率が下がったとしてもケガをするよりは何倍もマシです。

 

男性はシングルタスク

ほとんどの男性はシングルタスクです。

1つの集中力は素晴らしいが周りが見えなくなる傾向があります。

 

ただ現場においてはまあまあ危険な状態です。

 

私は現場作業員になって2年目にして

ようやく、仕事:警戒の意識が5:5にすることを身に付けました。

 

ただ慣れていったわけではなく

そういう仕組みや環境を整えていったからだと思っています。

 

ケガしない仕組みを考える

丸

 

え、それって上司の仕事じゃないの?

部下が気持ち良く働ける環境を整えるのが上司の仕事じゃないの?

 

って思うかもしれません。

確かにその通りなんだけど、期待はできません。

町工場にそんな意識の高い上司は存在しないと思って良いでしょう。

 

以下は今日からでも実行可能なケガのリスクを下げる方法を紹介します。

どの会社でも基本ルールになっているであろう内容です。

 

現場をキレイに保つ

これが一番ケガの予防に繋がります。

 

足元にモノが散乱してたり、作業台が散らかっていたり

パッと見で「そりゃ事故するわ」っと言われてしまうような現場にしておかないようにしましょう。

 

1つの作業が終わった後、まずはひと呼吸

作業の節目で必ず一度周りを見て綺麗な状態を保つことです。

現場が綺麗だと作るものも不思議と質が良くなります

 

事故報告書を確認

過去にどんな事故やヒヤリハットがあったのか記録が残っているはずです。

同じような報告書が何件かあれば、それだけ事故の確立も高いということなので事前に警戒できます。

 

もし事故報告書などを残していない会社があるとしたら相当やばい会社なので

すぐに部署移動なり転職して逃げましょう。

 

人が近づいてきたらまず警戒

誰かが近づいてきたら

「私の姿が見えているだろう」

「すぐ近くは通らないだろう」

と勝手に都合良く考えないことです。

 

車の「だろう運転」と同じです。

相手も考え事をしながら移動していたり「私が近づいていることに気づいているだろう」

と考えているものです。

 

2人の愚者が出会うと事故が起こる

 

聞いたことがあると思いますが、まさにこのパターンです。

 

声かけ

声かけは工場に限らない必須のコミュニケーションです。

 

「後ろ通ります」や「今、大丈夫ですか?」

基本的なことなのでおさえておいて下さい。

 

作業中に無言で急に横に現れたりしたら本当に危険です。

 

お互いケガしないためには確実に必要です。

「工場はコミュニケーション能力は要らない」なんて誰が言い出したんでしょう。

絶対に必要です。

 

まとめ

 

  • 上司には期待しない
  • 自分の身は自分で守る
  • 「○○かもしれない」という志向にする
  • ケガしない仕組みを考える

 

 

今日から実行可能なケガ対策

 

  • 現場をキレイに保つ
  • 事故報告書の確認
  • 人が近づいてきたらまず警戒
  • 声かけ

 

大事なことなので何度も言います。

自分の身は自分で守る

会社や上司は守ってくれません。

 

「安全第一」で気持ち良く仕事しましょう。

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