外壁の状態を教えてくれたから話を進めちゃったけどどうしたら良い?
営業マンとはいえ知らない事を教えてくれて有り難いし、実際調べてみたら屋根や壁は10年でメンテナンスするものだと書いてあるし、判断に悩みますよね。
この記事を書く私は新築で家を買って4年目のサラリーマンです。
まだ4年目とはいえ10年なんてあっという間だと思っています。
元住宅メーカーに勤めていた父に色々と相談しながら日々家について勉強しています。
結論から言うと
今もし話が進んでいるとしたら一旦お断りをするか決断を先延ばししてください。
そして他の数社に相見積もりを取りましょう。
この記事ではなぜ一旦断る必要があるのか、また相見積もりを取る重要性を知ることができます。
また訪問営業してきた会社が優良である可能性もあるので他社と比較することでより安心して
工事を頼めるでしょう。
高い買い物ですから損をしたくなければ記事を見て参考にしてください。
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リフォームの訪問営業は必ず”一旦”断れ
リフォームはとても高額な買い物です。
突然現れた営業マンに知識を与えるふりをして不安を煽られ、契約してしまう人も少なからずいるようです。
重大な決断はしっかり考えてから行いましょう。
営業マンは家を見ている
営業マンがあなたの家にピンポイントで訪問しに来るのは理由があります。
1つは外壁がぱっと見で劣化していると分かる家です。
色あせていたり、塗膜が浮いて表面が明らかにぼこぼこしている壁の家は訪問します。
もう1つは、新築時からマークされている家です。
区画整理され新築が並ぶ地域は建てられた時期がだいたい同じです。
丁度10年経ったくらいでその町に行けば、見込み客がとなる家が並んでおり営業マンにとっては美味しい地域と言えます。
なぜ「一旦」なのか
なぜ「一旦」という言い方をしたかというと
訪問営業してきた業者が本当に優良な会社である可能性もあるからです。
”契約しても良いかな”と思ったとしてもまずは必ず一度断って会社の名前だけ憶えておきます。
他の会社と相見積もりを取ったり、会社を調べたりしたうえで決断するものです。
何の準備もせず高額で重大な決断をしてしまうのは絶対にやめましょう。
リフォームを考えていたところに丁度現れた営業マンで運命を感じたとしても、それは運命でもなんでもありません。
絶対に一旦お断りして相見積もりや下調べをしましょう。
他の会社も確認して結果として訪問営業してきた会社が良いと思ったら連絡すれば良いのです。
相見積もりを取る
屋根や外壁の塗装、内装のリフォームなど決める時は必ず相見積もりを取りましょう。
「何も知りません、調べる気もありません」
これではただのカモです。
相見積もりをとる理由
相見積を取る理由は相場感を知るためです。
1社の見積しか取らなければその1社がどんな利益の取り方をしているのかが分かりません。
相手も商売ですから利益を取ることは悪い事ではありませんが、その額が適正なのかどうかは他社と比較してみなければわかりません。
一括見積サイトが便利
比較検討を行う際に便利なのが一括見積サイトです。
サイトそれぞれ独自の審査があり、その審査で優良と判断した会社の見積だけをまとめて取ることができます。
自分で気になった業者に1件ずつ見積請求をするとその度に営業をかけられたり、お断りの連絡をしたり、かなり疲れる作業です。
一括見積サイトではサイト側が良いと思える会社を最大3~4社選定して見積を一括で取ってくれますし、お断りの代行をしてくれるサイトもあります。
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見積の内容を確認する
一括見積サイトからおすすめされた会社の見積を100%信用するものではありません。
届いた見積は金額だけで判断せず必ず内容を確認しましょう。
分からない事は必ず質問します。
意外と見過ごしがちなのが「〇〇一式」と書かれたものです。
「一式」ってひとことで表現されてますが、「一式」の内容が何なのか教えてくれた方が親切ですよね。
勘違いを避けるためにお伝えしますが、普通は誤魔化すために「一式」と書いているわけではありません。
普段のお仕事で見積を作成する方なら分かると思いますが、細かく書くと見積書が膨大な量になってしまうことを防ぐためです。
「これくらいなら一式でまとめちゃって良いだろう」
という気持ちは分かります。
訪問してきた会社の見積りも忘れずに
ここでは訪問営業してきた会社が一括見積サイトの選んだ3~4社に入っていなかった場合です。
特に不安を煽ったり焦らせるような言い方もせず、優良で頑張ってるし良そうな会社だったとします。
一括見積サイトに選ばれてないということは優良ではない?と思うかもしれませんが、そうとは限りません。
施工会社は一括見積サイトに掲載するのにもお金をかけています。
またGoogleなど検索エンジンのリスティング広告費もバカになりません。
いまどき珍しいですが、訪問営業してきた会社は宣伝広告費を抑えて社員の足でお客さんを獲得し経費を抑えている可能性もあります。
宣伝広告費にお金がかかっていない分、施工費が安くなる可能性もあるのです。
もしも訪問営業してきた会社の見積も気になるならば、手間を惜しまず自分で見積請求することをおすすめします。
焦らずじっくり選ぶ
家のメンテナンスは必要なことですが、10年経って直ちに問題が起こるわけであありません。
訪問営業が来ても冷静になって一旦お断りしておきましょう。
もし屋根や外壁の補修、リフォームを考えていたのならまずは数社から相見積もりを取りましょう。
その際、一括見積サイトが便利です。
じっくり比較検討し下調べをして、自らも家のことを勉強することでより間違いのない業者選びをしましょう。