何を参考に考えれば良い?
塗装工事完了後に、「えー、なんか思ってたのと違う・・・!」とか絶対に嫌ですよね。
この記事を書く私は建売住宅を買い、住み始めて4年目のサラリーマンです。
よく言われる「塗装は10年後」に備えて、元住宅メーカーに勤めていた父に色々聞きながら
勉強しています。
結論から言うと外壁の色にはトレンドがあります。
2022年現在では無難な色がトレンドのようです。
自分の家の写真を使って色を試すことができるアプリもあります。
この記事を読めば、2022年現在のトレンド色と色を決める際の注意点を知る事ができます。
高価な買い物ですから後悔しないように参考にしていってください。
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外壁塗装に人気な5色
2022年現在は無難な色がトレンドのようです。
派手好きにはつまらない色かもしれませんが、景観や調和を重んじてのことだと思います。
- 白
- ベージュ
- ネイビー
- グレー
- 黒
実際に私も住んでいる町内を歩いてみて回りましたがほぼ同じでした。
特に白、ベージュ、グレーが多い印象です。
ツートンで個性を出す
「変に目立ちたくないけど個性は出したい」
という場合には2色を使う方法もあります。
- 玄関まわりだけ違う色にする
- 1階と2階で色分けする
- バルコニー(ベランダ)だけ色を変える
等がツートンの定番です。
ツートンにすると費用もかかるので予算と相談して決めましょう。
我が家は建売だったので最初からグレーとクリームの2色。
メインはグレー、玄関まわりだけクリームという配色でした。
デザイン性のある外壁はクリアー塗装
サイディングボードにはタイル調や何らかのパターンが入っているデザイン性に優れたものがあります。
その上から色を塗ってしまうと当然デザインは消えてしまいます。
そこでクリアー塗装というものがあります。
クリアー塗装は無色透明な塗装です。
透明な塗料を使うことで今の外壁デザインをそのまま活かすことができます。
色選びで注意すること
塗装工事完了後に
「あれ?思ってたのとなんか違う・・・」
「うちだけ変に目立ってない?」
そんなことにならないように、しっかり調べておきましょう。
景観ガイドラインを確認する
景観条例が定められた地域では使える色に制限があります。
その他、各地域で推奨されている色がある場合もあります。
確認するには「景観ガイドライン 〇〇市」で調べてみてください。
ちなみに私が住んでいる石川県金沢市の家が建っている地域では
茶・ベージュ・グレー系かつ、中低明度・低彩度の落ち着いた色彩が推奨されていました。
制限なんて無いと思っていましたが、調べてみるものですね。
景観ガイドラインを確認した後は町内を散歩してみるというのも一つです。
家単体で見ると派手かな?と思っても意外と街並みに馴染んでいたり、「あ、この色OKなんだ」という発見もあります。
色を決める際にかなり参考になります。
ツヤの有無
ツヤ有りと無しでは仕上がりが全然違います。
一般的にはツヤがある方が耐久年数が2~3年長いようです。
2~3年を犠牲にしてマットで落ち着いた仕上がりにするか
ツヤを出して耐久年数を伸ばすかはあなたの好みしだいです。
汚れの目立たない色
できれば汚れの目立たない色を選びたいところです。
白は当然ながら汚れが目立ちます。
緑やクリーム色でも白に近い薄い色になってくると目立ちやすくなるようです。
だからといって濃い色にすると他所の家より浮いて見えてしまいます。
やはり、上記のトレンド色である、グレー・ネイビー・ベージュ辺りが無難に思えてきますね。
サンプルだけで選ばない
業者が持っている色見本やサンプルだけでは仕上がりのイメージはできません。
サンプルよりも実際壁に塗った方が明るく見えたりして、「なんか違う」を感じやすいです。
壁の模様やツヤによっても変わってくるでしょう。
そんな時はカラーシミュレーションで仕上がりのチェックをするとイメージがより鮮明になります。
カラーシミュレーションで仕上がりをチェック
カラーシミュレーションを使うことで外壁の配色のイメージをより掴みやすくなります。
ディスプレイ上のモノなので実際の家と全く同じとは言えませんがかなり参考になります。
カラーシミュレーションサイトはたくさんあります。
その中でもイメージの掴みやすさと使いやすさから以下の2サイトを紹介します。
- 日本ペイント
- エスケー化研
日本ペイント
質問形式でおすすめの提案をしてくれたり
自分の家の写真を使って実際に色をあてていくことができます。
スマホなら専用のアプリを使ってシミュレーションできます。
アプリは正直使い慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、自宅の写真で色を変えられるのは画期的です。
エスケー化研
こちらはブラウザ上で操作可能です。
いくつかある家サンプルの中から自宅のイメージに一番近いものを選んで色をあてていくことができます。
操作性は一番使いやすかったです。
カラーバリエーションはエスケー化研が扱っている塗料の分しかありませんが、家に原色を使ったりする方は少ないので十分だと思います。
後悔の無い選択を
- 2022年現在のトレンドは無難な色(白・グレー・ベージュ・ネイビー・黒)
- ツートンで個性を出す
- 景観ガイドラインを確認する
- 町内を歩いてみる
- カラーシミュレーションの活用
外壁塗装は一度やってしまうと、塗りなおすしかありません。
高価な買い物ですから後悔の無いようしっかりと準備してから注文しましょう。
色の選び方によっては費用も変わってくるので見積の際はしっかりと業者に伝えておきましょう。
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