海から近い家は塩害があると知ったけどアトランティスホームで売られている家は対策されているのかな?
2022年5月現在、アトランティスホームのサイトには金石や粟ヶ崎に何件か家を販売しています。
建売でも安いし住む場所としてはともて気に入っていても、海に近い家の特徴は少し気になりますよね。
金石や粟ヶ崎は県道8号線や海側環状線に出やすくて買い物には困らないし、海のレジャーに行きやすい。良い所だと思います。
この記事を書く私は約4年前にアトランティスホームで家を買ったサラリーマンです。
現在も妻と息子の3人で暮らしています。
自分の家なのに何も知らない事に気付いてから家について自分で調べたり、元住宅メーカーに勤めていた父に色々と相談しながら勉強しています。
結論から言うと
金沢市に住む以上は塩害から逃れられません。
塩害の他には、どこに住んでいても受ける紫外線、冬の凍結によっても屋根や外壁はダメージを受けます。
建売である以上は今あるものを使い、今からできる事を考えて対策していきましょう。
この記事では屋根や外壁の塩害についてと、いずれ訪れる壁の補修について知ることができます。
この記事を読んで現在アトランティスホームの家を検討中、もしくは既にアトランティスホームで家を購入したあなたが、もっと自分の家に興味を持って長持ちする家にしてくれると嬉しいです。
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塩害とは
海からの潮風は塩分濃度が高く、建物などに潮風が当たると物体の劣化が早くなります。
金属は錆びつき、外壁は色あせます。
既に海の近くにお住まいであれば、近所の家の壁を見てみると良いかもしれません。
知識が無く家のメンテナンスをしない人が多いので、外壁が痛んでいる家が見つかるはずです。
海から7km以内の家
特に塩害を受けやすいのが海から7km以内の家と言われています。
建売を買う場合、既に完成しているので屋根や外壁は選べません。
今更どうしようもないので今の内からメンテナンス資金を準備しておきましょう。
外壁や屋根を補修する際は塩害に強い素材で補修するべきですが、それなりに値段も上がります。
塩害に強い素材について後述します。
この7kmという数字はあくまで目安であり、風の強い日なんかは10kmや15kmでも潮風を受ける可能性があります。
ちなみに我が家も海までの距離は5kmほどしか離れていないので他人事ではありません。
石川県は屋根や外壁に厳しい土地
石川県は半島という地形上、ほぼ海に囲まれています。
ほとんどの地域で塩害は避けられません。
実は山の方に住んでいても塩害があります。
冬に融雪剤が道路に撒かれますが、あれも塩分を持っており強風の時に巻き上げられた融雪剤が壁に付着することもあるようです。
他にも劣化を早める原因として屋根や外壁の凍結がよく挙げられます。
石川県は冬の深夜にはしっかり氷点下になる地域です。
恐らく屋根や外壁も凍結しているでしょう。
金石・粟ヶ崎の建売住宅
アプリケーションの安さの理由の1つに
「家の建材をある程度決まった規格で大量発注してコストを抑えている」
というものがあります。
つまり、ほぼ全ての家で同じような建材が使われていると予想できます。
我が家で使われている外壁や屋根を紹介しますので参考にしてください。
本当に同じものが使われているのか、定かではありません。
使用している材料が知りたい方は、検討中の家があればアトランティスホームへ問い合わせしてください。
既に購入済みなのであれば確認済書を参照ください。
我が家の建材
外壁:窯業系サイディング
屋根:コロニアル葺き
窯業系サイディング
塩害の被害としては色あせがあります。
色あせに関しては、塩害の他紫外線によるダメージも大きいです。
色あせがあるということは塗膜が薄れ、雨や風に弱くなるので放置すると外壁の内側の建材にまで水分が入ってしまいます。
更に劣化が進むとチョーキングといって、表面に白い粉が出てきます。
壁を触ると指に着くらしいです。
チョーキングした場合はいよいよ張り替えを考えなければならない時期です。
我が家はまだ4年目なので色あせもチョーキングもありません。
コロニアル葺き
屋根の塩害に関しての情報が十分な量が見つかりませんでした。
話題にするほど弱くも強くもないのでしょうか。
何か見つかり次第更新します。
外壁を定期的にチェックしよう
金石、粟ヶ崎の建売住宅を購入したらまず、購入時の状態を写真にでも残しておきましょう。
そして5年目くらいに1度外壁をチェックします。
通常屋根や外壁は10年でメンテナンスと言われていますが、海に近いのであれば5年目にでも点検しておいても損はありません。
自分の家のことですから把握しておきたいですよね。
これからできる対策
海に近いからといって劣化が早まるのをただ見ているしかないのか。
といって諦めるのは早いです。
できることはやっておきましょう。
水をかける
数カ月に1度、月に1度でも良いかもしれません。
壁に水をかけましょう。
コンプレッサーによる高水圧ではなく、ホースの先端を摘まむ程度の勢いが良いです。
外壁についた塩分を洗い流すのが目的です。
そんなマメなことやる人ほとんどいないと思いますが、数年後には劣化のスピードにかなり差が出ると思います。
濡れた壁はすぐに乾いてほしいですからいい天気の日が良さそうです。
塗り替え
色あせが気になって塗り替えも考えるなら、フッ素塗料、または無機塗料を選びます。
塩害に強いですが、そのかわり他の塗料より費用がかさみます。
個人的にはあまり塗り替えは考えていません。
塗り替え1回に100万円近く必要なので、10年に1回100万円も支払うのは現実的ではありません。
様子を見て外壁に限界を感じてきたら張り替えを検討、という考えです。
張り替え
張り替えには、樹脂系サイディングの重ね張りを考えています。
張り替えといっても今ある外壁をはがすのではなく、その上から更に下地をして外壁を重ねて張ってしまう工法です。
古い外壁もまだ外壁として十分に機能しているので重ね張りをすることでより強固なものにします。
樹脂系サイディングは耐久年数が長く塩害や凍結にも強い、今の所の最適解だと思っています。
屋根について
屋根についてはまだ知識不足なため、父に相談したり自分で情報を集めて決まったら更新します。
遅かれ早かれメンテナンスは必要
どんなに自然環境に恵まれた地域に住もうとも、いずれは必ずメンテナンスが必要なのが家というものです。
- 石川県は塩害は不可避
- 定期的に壁に水をかける
- 張替には塩害・凍結に強い素材
建売である以上は今更どうしようもありません。
それより今から住みよい家と暮らしを手に入れようとしているのです。
前向きに今からできることを考えていきましょう。
海から近くても遠くても、家はいずれメンテナンスが必要です。
せっかくローンまで組んで買った大切な家なのにほったらかしで見た目がボロボロなんて嫌ですよね。
アプリケーションの家を買った人で「我が家はこんな対策している」というのがあればコメントをください。
購入者同士で情報交換できたら嬉しいです。