「セールスお断り」のステッカーを張ったけど効果はあるだろうか?
断るのが苦手な方にとって、セールスの対応って気を遣うし面倒くさいですよね。
この記事を書く私は新卒で入った会社で半年間、訪問販売員として働いていました。
たった半年の間でも強烈な体験をして多くを学びました。
結論から言うと、セールスお断りのステッカーは張っても意味がありません。
むしろ狙い目だと思われています。
私も上司から教わって、ステッカーの張ってある家には積極的に訪問していました。
この記事を読めばセールスマン相手にどう対処したら良いかが分かります。
また「ステッカーが貼ってあるけどここだけは止めておこう」と思って訪問しなかったパターンも紹介します。
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セールスお断りシールは狙い目
「セールスお断りのステッカーを張ってある家ほど売れやすい」
というのが、訪問販売員の間ではもはや常識となっています。
躊躇などしません。
ステッカーを当然のように無視する上司
会社に入社したての時は上司に同行します。
同行初日にセールスお断りのステッカーを張ってある家を見つけました。
どうするのかと様子を見ていたら、完全に無視です。
そもそも無いもの同然で入っていきます。
その日先輩に教わったのは「こういう家こそ取れるからね」ということでした。
実際ほとんどの家では門前払いですが、ステッカーの張ってある家ほど玄関先まで出てきてくれる確率が高いです。
張った本人が忘れている
実はステッカーを張っている本人達も、玄関先にステッカーを張ったことを忘れていることが多いです。
私もステッカーの張ってある家には積極的に訪問していましたが
「文字読めないのか!?」
「ステッカー見えないの?」
などは一度も言われたことは有りませんでした。
セールスマンへの対応
セールスマンがインターホンを押したら対応は2つあります。
無視する。
または
ハッキリと「いりません」と言います。
無視するにはセールスマンだと見分ける必要がありますが簡単です。
セールスマンの見分け方
最近のセールスマンは自分が何者であるかを証明するために首からカードをぶら下げています。
というか、家のインターホンを押す人の中で、ぱっと見で何者か分からないけどカードをぶら下げている人
これはもうセールスマンしかいません。
宅配業者もカードをぶら下げていますが、例えばヤマト運輸も佐川急便はユニフォームを着ているため、ぱっと見で分かります。
明確な意思表示をする
ハッキリと明確に「いりません」と伝えましょう。
セールスマンは断られることに慣れています。
何百回も当たり前に断られています。
あなたに断られたからといって、まったく気にしませんし落胆もしません。
安心して断ってください。
ステッカー有りでも唯一訪問しなかった家
私がセールスマンだった時代、ステッカーを張ってある家には積極的に訪問していました。
ただ唯一訪問しなかった家がありました。
その状況に私が臆してしまったからです。
大量のセールスお断りステッカー
唯一訪問しなかった家はどういう家だったかというと
玄関のまわりにびっしりと大量のステッカーが貼られていた家でした。
玄関の景観など全く気にしていない様子です。
狂気の沙汰です。
「訪問された場合、警察を呼びます」
という警告文まで張ってありました。
私は怖気づいてしまいインターホンを押すことができませんでした。
面倒でもはっきりとした意思表示
ほとんどの場合セールスお断りのステッカーは意味がありません。
一回一回面倒くさいですがインターホン越しにはっきりと「いりません」と意思表示するのが間違いありません。
最後に紹介した私が唯一訪問しなかった家ですが
もしかするとベテランのセールスマンなら臆することなくインターホンを押していたかもしれません。