瞑想って座って呼吸に集中するものじゃないの?
「歩行瞑想」って聞いても全然イメージできないですよね。
この記事を書く私は瞑想を約1年継続しているサラリーマンです。
マインドフルネス瞑想というものを知ってから習慣化しました。
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そしてもう一つ、運動習慣として週末は有酸素運動をしています。
2月末、雪が解けて足元が良くなった頃からそろそろ外でウォーキングもしたいと思っていた時、以前から気になっていた歩行瞑想というものを実践してみました。
結論から言うと、歩行瞑想は集中するものを選べる結構自由が利く瞑想だと思いました。
私が瞑想中に集中した対象は以下の3つ
- 歩く足(基本)
- 腕の振り
- 鳥の鳴き声
瞑想とウォーキング(有酸素運動)を1度にこなす最高の朝習慣です。
「意識高い系かよ」と揶揄する奴らは放っておいて
”健康”と”「今」に集中する力”の両方を手に入れましょう。
「今」に集中するための訓練
マインドフルネス瞑想は「今」に集中するための訓練として行います。
”自分は集中できている”と思っていても意外と他のものに捕らわれがちです。
最近では集中力を高めるために「スマホを見える場所に置かない」等の物理的な方法を紹介しているメディアも有ります。
後は普段からの訓練として瞑想をすることで、その集中力は更に強固なものになります。
歩行瞑想のやり方3選
基本的な歩行瞑想と呼ばれるものは、歩行する足に意識を集中される方法の1つだけです。
ただ、「1つのことに意識を集中させる」ということに意味があるのだとすれば、意識の対象は何でも良いのではないかと思い付きました。
一歩一歩の足に集中する
歩行瞑想の基本形です。
座って呼吸を意識する普通の瞑想より難易度が上がります。
慣れるまでは大股で歩くことになるか、かなりゆっくり歩くことになります。
意識する所は
- 地面に足が着き踏みしめる時
- 蹴りだす足が地面から離れる時
上記を左右の足で意識します。
難しいのは、普通に歩くと”片足が地面を踏みしめる頃、もう片方の足が既に地面を蹴りだしている”という所です。
慣れるとこれが頭で考えながらではなくカラダ全体の感覚的な意識の集中なります。
呼吸を意識して一定のリズムを感じるのと同じ感覚です。
そのため歩く速度も一定にした方がやりやすいと思います。
恐らく慣れるまでは地面に着く足を意識しすぎて
「離れて、着いて、離れて、着いて・・・はなr・・あれ?」
という感じにぎこちない歩き方になるかもしれません。
私はなりました。
歩行中の腕の振り
足でいけるなら腕でもいけるのでは
という発想で試してみました。
ランニングやウォーキングでフォームまでしっかり意識している人であれば感覚が分かりやすいかもしれません。
- 手ではなく肘を大きく後ろに振る
- 後ろに振った後、振り子のよう前にもに大きく振る
上記を左右の腕で意識します。
こちらも慣れるとカラダ全体の感覚的な意識になります。
肘を後ろに大きく振ると肩甲骨も動きます。
肩甲骨が動く程に肘を振ると重心を保つために全身を使うことになります。
結果的にカラダ全身を使うことでリズムをとりやすくなります。
歩行中なので足は勝手に前に出ていきます。
鳥の鳴き声に集中
早朝のウォーキングならではの瞑想です。
早朝、鳥の鳴き声を聞きながら歩きます。
歩き方は自由です。
スズメやカラスがメインだとは思いますが、たまーに聞きなれない鳥の声が聞こえたらそれだけに意識を集中させます。
もちろんカラスだけでも良いですし、スズメだけでも良いです。
とにかく何か1種類の鳥の声に集中して自由に歩きます。
私がウォーキングをする時は家から公園までを散歩しながら鳥の声を聴いて
公園についたらベンチに座って深呼吸しながら鳥の声を聴きます。
まるで余生を過ごすお爺ちゃんの朝みたいな習慣ですが、とても心地よい気持ちになります。
目的は「”今”この瞬間」の感覚を掴むこと
「”今”この瞬間」に集中する感覚を掴む訓練が瞑想です。
瞑想が上手くなることが目的ではありません。
歩行瞑想はあくまで、「移動中にも瞑想はできますよ」くらいの感覚で考えてください。
私の場合は朝の有酸素運動を兼ねての瞑想です。
家で瞑想するだけで訓練できているのなら、わざわざ外に出る必要はありません。
あなたも自分のオリジナルの瞑想を思いついたなら、是非コメント欄で教えて下さい。