【断酒】毎日ビールを2リットル飲む人のお酒のやめ方

今まで仕事が終わって風呂上りのビールを人生の楽しみにしていた人にとって、唯一の楽しみが奪われるような気がしてつらいですよね。

 

この記事を書く私は妻の妊娠を機会にダイエットを決意し、ついでにお酒もやめることができたサラリーマンです。

当時は1日に2リットルのビールを毎日飲んでいました。

 

結論からいうと、毎日ビール2リットルも飲んでしまうような人でも少しずつ減らせばお酒をやめることができます。

 

この記事では読めばお酒を無理なくやめる方法を知ることができます。

お酒を飲まないのが当たり前な生活に戻したいと思うならこの記事をを読んでみてください。

毎日ビールを2リットル飲む人のお酒のやめ方

 

最初に言っておくと、方法はとてもシンプルで地道です。

いきなり魔法のように飲まなくてもストレスの無い生活に戻るのは無理だと考えています。

 

コツは無理な我慢はせず、上手に自分を騙し、適度に自分を甘やかすことです。

 

1. 500ml 4本の内 1本をノンアルコールビールに置き換える

普段飲んでいるビールに加えて、ノンアルコールビールを購入します。

多少の物足りなさを感じつつも、最後のもう1本をノンアルコールビールで誤魔化していきます。

 

とにかく摂取するアルコールの量を減らすことが目的です。

代替品で飲んだ気にさせる必要があります。

 

2. 500ml 3本の内 1本をノンアルコールビールに置き換える

最初は見た目と気分で誤魔化していく必要がありました。

あえてノンアルコールビールを選び琥珀色の液体を見ることで飲んだ気にさせます。

しかしノンアルコールビールに置き換える生活をしばらく続けるとあることに気が付きます。

 

「炭酸水ならば何でも良いのではないか」

 

実際その通りで、ノンアルコールビールからレモン味の炭酸水に変えていくと良いでしょう。

 

ノンアルコールビールも決して安くない価格です。

レモン炭酸水なら1本100円未満。これでお酒を飲んだ気になれるのならかなりお得です。

 

3. 500ml2本のうち1本を350mlに置き換える

ゴールが近いようでまだ遠です。

この美味しい苦味と喉越しを断つまでにはだいぶ時間がかかります。

アルコールの依存性はなかなか手ごわいのです。

 

しばらくはノンアルコールビールとレモン炭酸水を思いっきり喉に流し込むことで気を紛らわします。

 

4. ノンアルコールビールのみにする

ついにアルコール無しの晩御飯です。

でもまだ油断はできません。

ノンアルコールビールを飲んでいる間はまだビールを忘れることができていない可能性があります。

 

5. レモン炭酸水のみにする

ノンアルコール、ビールテイストからの卒業です。

喉越しだけでも味わうために強炭酸を流し込みます。

 

風呂上りの喉越しの感覚は最後まで名残惜しいです。

 

6. 脱炭酸

お風呂上りの晩御飯で絶対に必要だと思っていた、炭酸が喉を通る感覚。

その快感からようやく抜け出すことになります。

 

この最終段階においてもまだ、油断するとのど越しが欲しくなることがあります。

そんな時は水を一気飲みするという手があります。

 

気を付けていたこと

 

気を付けていたのは以下の2つです。

 

急に量を減らさない

人は現状維持を好み、急激な変化を嫌う生き物です。

更にアルコールの依存性はとても高いことで有名です。

そんな条件下でアルコールの量をいきなり減らすということは、どう考えても強いストレスになってしまいます。

 

焦らず少しずつゆっくりと量を減らしていった方が良いでしょう。

家族からはやめると言ったのに飲み続けていると言われるかもしれません。

事前に、「こういうプランで少しずつやめていく」と伝えておきましょう。

 

 

どうしてももう1本飲みたい時は我慢しない

少しずつ量を減らし、飲まない日を続けることができていたとしても

仕事のストレスなど、どうしてもスカッと1本飲みたい時があります。

 

そういう時は頑なに我慢せず飲んでしまうというのも良いと思います。

その代わり量を決めて飲みます。

家にストックがあると飲み過ぎるので、「飲みたい日に１本だけ買う」というのがおすすめです。

 

お世話になった商品

 

ビールのかわりになるもので、とても重宝したおすすめの飲み物を紹介します。

 

ノンアルコールビール

これ作った人天才だと思います。

禁酒のお供です。

 

味はビールと全然違うのは当たり前です。

でも「飲んだ気にさせてくれる」というのがとってもありがたいのです。

 

禁酒、断酒を始めたばかりの頃はいきなり水に変えたりせず、ノンアルコールビールで誤魔化していく方が良いでしょう。

 

レモン強炭酸水

レモン味の強炭酸水は本当におすすめです。

安くてガツンとくる強炭酸の喉越しが最高の飲み物です。

 

プレーンではなくレモン味を選ぶ理由はレモンサワーもどきになるからです。

味のある強炭酸が喉を通る感覚が、満足感を与えてくれます。

そしてもちろんアルコールではないので飲酒量を減らすこともできます。

 

アルコールの無い炭酸水に慣れてきたら、レモン味にこだわらずプレーンに変えても良いと思います。

 

 

断酒成功後も油断できない？

 

上記の方法で今では飲まないのが当たり前という状態に持っていくことができました。

完全に飲まなくなるまで約1年はかかりました。

アルコールの依存性は恐ろしいですね。

 

約10年間も晩酌していたのに、たった1年でやめてしまった反動なのか

実はやめたつもりでいてもカラダは覚えています。

 

 

ビールに合いそうなオカズが出てきた時

 

「うわ、これビール飲みながら食ったら絶対美味いやつ・・・！！」

というオカズが食卓に出た時は誘惑に負けそうになります。

 

やめたからといって基本的にお酒が好きなのは変わらないわけですから、やっぱり気は抜けないのです。

 

ビールのCMを観た時

有名な俳優さんがめちゃめちゃ美味しそうにビールを飲む姿、あれはもはや公害です。

 

お酒をやめてからもしばらくは、ビールのCMを観ると口内に大量の唾液が分泌されるかもしれません。

テレビを見なくなるきっかけにもなりました。

 

欲とは戦わず誤魔化していこう

 

どうしても飲みたい時は飲む。

ただただ我慢するのではなく、便利な商品を利用して焦らずゆっくりと完全断酒を成功させましょう。