「宅トレでカラダを変える!」と決断したものの、どんなもの用意したら良いか悩みますよね。
この記事を書く私は宅トレ歴4年目のサラリーマンです。
最初は自重で頑張ろうと思っていましたが、段々と物足りなくなって最終的には1部屋まるっとトレーニングルームにしました。
私のホームジムにあるものは以下の通りです。
- フラットベンチ
- 可変式ダンベル(20kg)
- アブローラー
- 可変式ダンベル(40kg)
- マルチベンチ
- チンニングスタンド
- エアロバイク
- パワーグリップ
- バーベル(140kg)
- ハーフラック(自作)
- チューブ
- プッシュアップバー
- トレーニングベルト
- リストラップ
- EZバー
- ディッピングベルト
最初からこんなに揃えようと思ったワケではありません。
筋トレを進めるうちに、「アレもコレも」となって気付いたらモノが増えていました。
この記事を読めば30代会社員ホームトレーニーの部屋の様子
全部でいくらくらいかかったのかが分かります。
真似する必要は有りません。
この中から自分の環境に合わせて参考してください。
ホームジムを作ったきっかけ
そもそも筋トレを始めたきっかけはダイエットでした。
しかもそのタイミングは妻が妊娠した時です。
「これからは自分ひとりのカラダではない」
「これから背負うものが増えるのに不健康なカラダのままで良いわけがない」
そう思ってダイエットしました。
これから妻のお腹が大きくなって、子どもが生まれてからしばらくはまともに動けません。
そんな状態で夫がやるべきことは家にいること、そばにいて身の回りのことを全てこなすことです。
一人だけ楽しくジムに通っている場合ではありません。
でも体は鍛えたい。
じゃあ、「なんかあった時はすぐにトレーニングを中断して駆けつけられるように家に必要な分だけ揃えてしまおう」となったわけです。
30代会社員の宅トレグッズ
ここからは私のトレーニングルームにあるものを購入した順番で紹介します。
もしかするとあなたの筋肉も、「今あるものでは物足りないよー」と言い出すかもしれません。
YouTubeなどでは自重で凄い体をしている人が沢山いるように、人によっては必要無いものも含みます。
ただ私のように道具を揃えたがるとこうなります。
男って生き物はどうしてもモノを揃えたがるのでしょうか。
私だけでしょうか😅#ホームジム#筋トレ垢さんと繋がりたい#ダイエット垢さんと繋がりたい pic.twitter.com/5ze559JnPc
— チョル@マッチョになりたいお父さん (@chol_chol_) January 23, 2022
「むしろ望むところだ」という方は参考にしてください。
ここで紹介するのは私の家に現在あるものです。
ほとんどの商品は買った当時より今の方が品質が向上しています。
よりよい物が欲しいと思ったら同じものでない方が良いこともあります。
この環境でのバルクアップ記録も残しています。
フラットベンチ
ボディーメーカーのシンプルなフラットベンチです。
実はもらい物です。
以前勤めていた会社の同僚が家にあるけど邪魔で処分に困っていたのでもらいました。
この時はまだ無知だったので、インクラインやデクラインなんて言葉は知らずフラットで満足していました。
現在はベンチプレス専用のベンチになっています。
可変式ダンベル(20kg)
ファイティングロードの片手20kgダンベル
ファーストモチベーションで勢いのままに買った人生初めてのダンベルです。
最初に片手10kgか20kgか迷いました。
そんな時、先に筋トレを始めていた知り合いから「絶対に重い方が良い」と言われて20kgを選びました。
知り合いは10kgを買って後悔しているとのこと。
実際10kgじゃすぐに物足りなくなるので20kgで正解でした。
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アブローラー
「ぼこぼこの腹筋を作るにはアブローラーが最強だ!」
というのを見た後、安いので良いやと思いドン・キホーテで買いました。
最初はとても立コロなんてできなかったので膝コロでした。
その後、YouTuberのシャイニー薊さんの
「100回の膝コロより1回の立コロに挑戦し続けてほしい」
という言葉が響いて挑戦し続けていたら立コロができるようになりました。
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可変式ダンベル(40kg)
ついに20kgでも物足りなく感じてしまう時がきました。
そして普通の可変式はプレートの付け替えがとっても面倒くさいと思いながら使っていました。
面倒くさくて最初から最後までメインセットの重量のままトレーニングをしちゃうくらい面倒だったのです。
そして調べていたら理想的なダンベルが見つかりました。
とても活躍してくれますが、気になる所も有ります。
重量を変えてダンベルを置き台から引き抜く時に、設定してないプレートまでついてきてしまうことです。
その他、ダンベルを置き台に戻す時にも、ツメがひっかかって上手く入らないことがあります。
不満はあれど、今の私のカラダはほとんどこのダンベルによって作られています。
感謝しております。
マルチベンチ
アジャスタブルベンチとも言いますが、私が買ったものはWASAIのマルチベンチです。
インクライン種目がやりたくて購入しました。
これが無ければ大胸筋上部への刺激が減ってしまいます。
アジャスタブルベンチとしての機能のほか
レッグカールやレッグエクステンションもできる部品がついていますが、プレートを付けられる枚数が決まっていて刺激が足りなくなったので外してしまいました。
下半身はダンベルかバーベルで育てます。
チンニングスタンド
You-Tenのチンニングスタンドです。
背中のトレーニングに悩んでいた頃に
「背中といえば懸垂だ!」
という情報を目にして購入しました。
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正直な感想を言うと
「部品の破損」
「送られてきた代替部品が違う部品」
など色々大変で、たまたまなのかもしれませんが商品管理が微妙なメーカーだと思いました。
ただモノ自体は満足しています。
チンニング、ディップス、プッシュアップ、ハンギングレッグレイズ
色々できます。
まったく同じ物が販売されていなかったので近いものを紹介します。
エアロバイク
有酸素運動のためにウォーキングシューズも買って使っていましたが、やっぱり外に出るのが面倒くさいと感じることもあります。
それに冬は寒いし雪が降ればウォーキングシューズは使えません。
朝トレーニングするようになってからトレーニングは寝巻で行っています。
わざわざ着替える気にもならなくなりました。
そこで有酸素運動も家でやってしまおうということで買いました。
本当はスピンバイクが欲しかったのですが高すぎたので普通のエアロバイクにしました。
最近ではPSVRと合わせてやっています。
めちゃめちゃ楽しいです。
エアロバイクやトレッドミルに関しては、買ったは良いけど全くやらずに放置される家がほとんどです。
そしてリサイクルショップに売るというパターンが非常に多いものです。
「とにかく安く手に入れたい」「中古でも良い」という方はセカンドストリートなどのリサイクルショップを除いてみてはいかがでしょうか。
パワーグリップ
懸垂をするようになった事と、扱う重量が増えてきたのを機会に購入しました。
特にダンベルを持って引く動作をする時、握力をほぼ使わなくて良くなったので背中に集中できるようになりました。
プロテイン等のサプリメントを買う前に
こういうトレーニングの質を劇的に上げるトレーニングギアを買いそろえた方が良いと思います。
バーベル(140kg)
ファイティングロードのバーベル140kgセットです。
バーの重量は10kgで、オリンピックバーではありません。
でもそんなことは問題ではありません。
「家でベンチプレスやバーベルを担いでスクワットができる」
私にとってはとても魅力的でした。
ちょっと高いラバー付きを買いましたが、正直ラバーはいらなかったと反省しています。
家でプレートを扱う場合、絶対に落とさないようにかなり気を使います。
そして、おそらく皆さん床にマットを敷くと思うのでプレートをラバーで覆う必要は無かったなと思います。
ハーフラック(自作)
工事の足場で使う単管パイプとクランプを組み合わせて作りました。
少々歪んでいますが問題無く使えています。
市販の器具でも同じですが、ボルトのゆるみが無いか自分で定期点検する必要があります。
こんなんで大丈夫なのかと妻に心配されましたが
実際の工事現場では工具をじゃらじゃらと沢山つけた職人さんが2~3人同じ場所に立っても大丈夫です。
バーベルはMAX140kgですが、私はまだ140kgも扱えないのでラックの耐荷重は余裕です。
既製品を買ったことが無いので、「このラック良かったよ」というおすすめはできません。
トレーニングベルト
腰に負担がかからないように、腹圧を高めるためのベルトです。
初めてバーベルを担いだ日に、腰に違和感を感じて急遽購入しました。
もともと坐骨神経痛で腰が弱かったのでむしろ最初から買うべきでした。
チカラが入りやすくなるし良い買い物でした。
やはりギアは大事です。
トレーニングチューブ
最後のダメ押しで筋肉に刺激を入れたい時に使っています。
重りを持つよりも軽く、自重よりは重い、丁度良い負荷です。
また、重りを扱う時は重力に対し垂直の動きをしなければ負荷が乗らないのに対し
ゴムは張力を利用するのでどの方向でも負荷を与えることができます。
ダンベルやバーベルと比べると非常に安価なので、宅トレの必須アイテムといっても過言ではありません。
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プッシュアップバー
胸のトレーニングに悩んでいた時に腕立て伏せの良さに気付き始めました。
単純に高回数だからだと思いますが、胸種目の中で一番パンプします。
プッシュアップは思い出した頃にしかやってません。
そのせいか、久しぶりにやるといつもと違う刺激が入って翌日すごい筋肉痛がきます。
リストラップ
息子が生まれてしばらくしたくらいに買いました。
理由は息子を抱っこしすぎて手首を痛めたからです。
筋トレにも支障がでてしまうし、筋トレによってさらにダメージを与えてしまう恐れもあります。
ダンベルやバーベルも買って良かったと思いますが、トレーニングベルトやリストラップなどのカラダを保護してくれるギアはいちばん恩恵を感じます。
EZバー
こちらも手首に負担をかけずにトレーニングができるということで買いました。
主に腕トレで使っています。
正直本当に必要だったかというと微妙です。
ただ二頭と三頭でスーパーセットを組む時にどちらかをEZバーかダンベルでやるかを決めて予めプレートを付けておくことで、いちいちプレートの付け替えをしなくて良いという利点が生まれました。
ディッピングベルト
ワイドチンニング10回達成記念に購入しました。
ディップスはこの時点で14回くらいです。
ディップスとチンニングは数あるトレーニングの中でも特に好きな種目です。
ディッピングベルトによって、荷重ディップスや荷重チンニングができるようになりました。
妻の反応
ダンベルが2セットに増えた段階から
「え、これだけじゃだめなの?」
という反応がきました。
更に物が増えていくと、さすがに「こんなものどこに置くの?」と言われました。
ここでは説得が必要です。
筋トレが大好きになったこと。
これから一生続けていくという誓いを立てたこと。
そしてその誓いは破られないこと。
何度もお願いした結果、遂に妻から許しを貰いました。
最初は部屋の一画にベンチとダンベルを置いていただけだったのに、最終的には一部屋まるっと私の部屋として使えることになりました。
ゲームを売って鉄を買う男
「そもそもそんなにお金用意できないよ」
という声も聞こえてきそうなので私の場合どうやってお金を用意したかを紹介します。
ダイエットする前の私は、ゲームとお酒が大好きなデブです。
そこで大好きな趣味であるゲームと酒を全てやめることでお金を確保しました。
まずはゲームを全てメルカリで売り払います。
お酒は未開封の物は売って開封済みのウィスキーやリキュール、スピリッツ等は親や友人に全てあげました。
その後”飲んだことにした貯金”と称して、今までお酒に使っていたお金を貯金していく方法をとります。
そうすると結構すぐにお金が貯まりました。
筋トレをする時間を確保するためには、今まで当たり前にやってきた何かを止める必要があります。
「どうせできなくなるなら揃えてきたものもリセットしてしまおう」
という発想で、時間もお金も場所も確保できてしまいます。
そもそも子育て世代は趣味の時間が無くなる
子どもができると自分の時間というものは無くなります。
長時間ゲームしたりじっくりお酒を飲む時間なんてありません。
「じゃあ筋トレする時間も無いんじゃない?」
と思うかもしれませんが、そこで私は朝型人間になるという選択をしました。
早朝、妻や子どもが起きてくる前を自分の時間としています。
自分の環境に合った買い物を
上でもお伝えしましたが
この記事は趣味を筋トレに変えたサラリーマンが部屋を1つトレーニングルームに変えた一例です。
部屋が余ってなかったり、家族の了承が得られないこともあるでしょう。
自分の環境に合わせて物を揃えてください。
「こんな人もいるんだよ」という風に、家族を説得するためにこの記事を家族に見せても良いかもしれませんね。
もしかすると「これはOK」「これはダメ」という風に、どこまでなら良いのか明確になるかもしれません。