身内が市販のダイエットサプリに手を出した時の2つの対応

 

ダイエット目的のサプリメントとして、ダイエットサプリメントがあります。

筋トレ、ボディメイクを趣味にしている我々にとってサプリメントを利用することは一番優先順位が低いことであり、最後のダメ押しや気持ち程度の期待にとどめておくべきであることは理解しています。

むしろ必要無いというレベルです。

問題は日頃からそういうことを周りに発信しているにも関わらず、身内がダイエットサプリメントに手を出してしまった時です。

運動も食事管理もしていない友人や親戚が「最近これを飲み始めたんだよ～」と言いながらサプリメントを見せてきたら貴方ならどうしますか？

「あちゃー・・・」と思うかもしれません。

 

実は一番やってはいけないことは

「金の無駄だからもう買わない方が良い」等と一蹴することです。

 

結論からいうと、最初にある質問をしてその答えによって対応が2つあります。

ある質問とは「飲んでみて調子はどう？」

 

この2パターンです。

 

身内がダイエットサプリメントに手を出した時の2つの対応

 

「あー、買っちゃったかー・・・」という気持ちを抑えて、飲んでみてどうだったのかを聞いてみましょう。

その人は既に太ったことで悩んでいるのに、更に追い込むようなことを言ってしまっては本当に気持ちが落ち込んでしまいます。

 

「効果ある」と言った場合

飲んだことがきっかけで調子が良くて体に変化が起きてきたと実感しているならば、無理にやめさせず

「良かったね」と安心させてあげましょう。

プラセボが効いているのかもしれませんし、サプリメントを飲むことでやる気に火がついて行動できているのかもしれません。

 

「効果がわからない」と言った場合

せっかく買ったサプリメントの効果が表れず気持ちが落ち込んでいます。

優しく「先にやるべき事があるんだよ」と教えてあげましょう。

 

ダイエットサプリメントの闇

 

もう知ってるよって人は飛ばしてください。

闇といっても、もうだいぶ明るみになっていますね。

全てのメーカーがそうだとは言わないし、もしかしたら本当に効果があるものがあるかもしれない。

ただ世の中に出回るほぼ全てのサプリメントは、それそのものに痩せる効果は無く、飲んでみて「効いてる」と感じている人はプラセボが効いているだけな場合が多いです。

 

私もマルチビタミン等のサプリメントは飲んでいますし、筋トレしている以上は飲むべきかなと思っているタイプです。

でもダイエットサプリメントだけは試す気にもなれなません。

 

プラセボ以外に効果はほぼ無し

唯一効いてるものといえば「プラセボ」です。

なんだインチキじゃねぇかと思われるかもしれません。

ところがプラセボ効果は医療でも使われているものですから馬鹿にできません。

 

巷に出回っている胡散臭いダイエットサプリメントに含まれている成分に期待はできませんがプラセボだけは期待できます。

 

そもそもただの食品

表記されている成分について、入っていることは間違いないものの表記通りの量が含まれているかどうかは実はわからない。

薬の場合は含有量を調べるし守らなければならないが、サプリメントはそこまで厳しくないからです。

例えば製造中にその成分を入れて加熱などの過程で成分が気化して飛んでしまったとしても、製造過程で成分を入れたことには違いないので、実際に含まれていなくても成分表示には書けてしまいます。

 

結局は補助食品にすぎないということです。

 

見守りと優しさ

 

使ってみて調子はどう？と聞いて「効果がいまいち分からない」と答えた人には優しく教えてあげます。

すると二度と胡散臭いダイエットサプリメントに手を出すことは無いでしょう。

 

「調子が良い。効果が出てる」と答えた人に対しては、決して否定せず、そのまま見守ってあげましょう。

その内気づくかもしれないし、気づかないまま行動的になって本当に痩せてしまうかもしれません。

 

ちょっとした正義感から余計なことを言ってしまいそうになります。

でも、本人たちのことを考えるとグッとこらえて様子を見た方が良いのかもしれません。